Archives

自分では何をやっても効果無し!ダイエット入院を考えてみよう

メタボと言う病気は肥満によって引き起こされています。そこでダイエットは非常に大切な治療と言うことになります。このダイエットには様々な方法が有りますが、病気ですから体にできるだけ負担の無いように行う必要があります。若さに任せて無謀なダイエットを行なうと言うようなことはもはやできません。したがって大きな成果はそう簡単には得られません。少しづつ体重を減らしていくしかないのです。勿論努力しても成果が得られない可能性もあります。

まずは主治医の指導の下、どんなダイエット方法であろうとまずは3か月程度は続けてみてください。1kgでも減らすことが出来ればそのまま継続することによってダイエットは成功する可能性があります。後は自分との戦いで、どの程度忍耐力があるのかに掛かっていると言って良いかもしれません。しかし3か月たっても減らない場合も有りますし、逆に増えてしまう可能性も無いとは言えません。そうなった時には再度主治医と考え直さなければなりません。

このような事を何度か繰り返して成果が表れた方法を続けられればよいのですが、何をやっても成果が出てこないことも可能性としてはあります。また成果が上がったとしても、続けることが出来なかったり、一時効果が出ても後が続かなかったと言うようなケースも存在します。このように常にダイエットが成功するという保証は無いのです。このような場合には主治医は自宅でのダイエットは難しいと判断するかもしれません。そういう場合どうなるのでしょうか。

もう無理として匙を投げられてしまっては大変ですが、そんなことはありません。少々戸惑うかもしれませんし大げさに思うかもしれませんが、入院と言う手段が有ります。これはダイエット入院と言うもので、入院している間にダイエットを叩き込まれるわけです。医療関係者が四六時中注意していてくれますから、効果は抜群ですぐに体重は減っていきます。ただし、中にはこれでも効果的にダイエットできない人も存在しています。

ダイエット入院でダイエットに成功したとしても問題は退院後にあります。もちろんダイエット入院では生活指導なども行われますから、退院後もそれに沿って生活を続ければ痩せた体を維持していくことが出来るはずです。しかし残念ながら退院後暫くは良いのですが、やはり暫く経つと生活は元に戻って再度肥満に戻ってしまう人もいます。せっかく入院までしてダイエットしたわけですから大変勿体ない話だと思いませんか。十分注意しましょう。

さてダイエット入院で成果が見られない人はどうすれば良いのでしょうか、もちろん痩せられない理由を追究する必要はあります。思わぬ病気が潜んでいる可能性も排除はできません。特に病気も無く痩せられない場合には、最終手段として手術をする方法が残されています。手術で余分な脂肪を吸引してしまえば、嫌でも痩せることが出来ます。ただしこの場合いきなり脂肪が減ってしまう訳ですから、体が受ける衝撃もかなり大きなものがあるため、誰でも可能と言う訳ではありません。

体を維持する事が重要!極端な食事制限はメタボでは厳禁

ダイエットは食事制限と運動の両輪によって行うことになりますが、どうしてもダイエットを行うということになると、多くの人は極端に食事の量を減らして、短期間に大きな成果を上げようと考えてしまいます。確かに食事の量を減らせばその分体重を減らすことができそうですから効果は上がりそうなのですが、医師に相談してみるとそういう極端なダイエットは決してしてはいけないという事のようです。さてその理由はどんなものがあるのでしょうか。

まず食事を減らすということは食事からとることができるエネルギーをそれだけ減らすことができます。しかし一言でエネルギーと言ってしまいますが。食事の中には様々な栄養素が含まれていて人間といえどもこれらの栄養素が摂ればければ生きていけません。もちろん食事制限をすればその分必要なエネルギーは溜め込んだ脂肪を消費してくれますが、必要な栄養素が摂れるというわけではありません。どうしても食事で補給しなければならないものもあるのです。

さてその必要な栄養素が十分入ってこなくなるとどうなるのでしょうか。もちろんその分体の負担になります。場合によっては組織が維持できず、機能が弱ってくる部分も出てくることになります。そうなると外部からの刺激にも弱くなってきてしまうために、メタボという訳ではないですが、弱くなった部分から病気になってしまう可能性も高くなります。場合によってはそれがもとで取り返しがつかないことになることもあるということです。

したがってダイエットで食事制限を行う場合にはまず痩せることよりも、体を維持していくことを考える必要があります。そこで実際にはどうすればよいのでしょうか。メタボと言う場合糖尿病を発症している人がいると思いますが、糖尿病の場合食事制限が必要になり、糖尿病食と呼ばれる食事を実践しなければならなくなります。この糖尿病食は大変よく考えられており、必要な栄養素を網羅しながら摂取するカロリーは抑えられるという優れものです。

その仕掛けはまず食物をいくつかの分類に分けて、それぞれの分類から予め決められた単位という量を使うことによって栄養素を満たし、摂取カロリーも大きくならないようにしています。本屋に行けばこれらの食物を利用して作るレシピ集も売られていますし、最近ではインターネット上でも多くのレシピを探すことができます。したがってダイエットを考えているのであれば糖尿病患者だけでなく十分利用価値があるものだと覚えておきましょう。

ただし自分の病気によっては腎臓の合併症を併発している可能性もあって、このレシピも利用できない場合があります。したがって自分の現在の状況をよく考えて、医師の指導の下、状況にあったレシピを作る必要があります。そういう場合もそれに合わせたレシピ集というものは必ずありますから、良く医師の話を聞いて理解しておくことが大変重要になります。面倒になって適当なところで妥協してしまっては、さらに病状を悪化させることにつながりますから十分気を付けてください。

食欲を見極めよう!本当に体が必要としてるのか考えてみよう

食事と言うのは現在では1日3回という習慣になっていて、それが最も良い食べ方の様に言われることも有りますが、中には食事を1日5回に分けて少しづつ取っている人もいますし、以前は1日2回が普通だった時代も有ったのです。現在でも野生の動物を考えれば分かりますが、1日3回規則正しく食事を摂るような動物はまずいません。どの動物も食べられる時に食べると言うのが基本です。人間の場合も本来はそう言うものであった筈です。

もう少し考えてみましょう。現在では1日3回の食事は基本としてもその間にもお茶を飲んでその時に間食をする人もいてそれが習慣になってしまっている人もいます。そういった間食を減らせばよいと良く言われますが、中年になるまでそういった習慣で生活を続けてきたような場合、実際にはこの習慣と言うものを変えることは大変つらく難しいことです。しかし考えなければならないのは本当にそういった食事や間食を体が必要としているのでしょうか。

勿論食事の場合3回で1日の適正量を摂取することは必要ですが、朝と夜だけで適正量を満たしているとすれば実際には体は昼食を必要としていないのかもしれません。また3回の食事でも必要量を満たせないとすれば間食が必要な人もいるのかもしれません。要するに食事の時間だからと言ってお腹もすいてないのに食事を摂ったり食事の時間でもないのにお腹が空いてしょうが無かったりするわけです。そこでまず自分が食事の時にどう感じているのかを良く考えてみるようにしましょう。

実際の場合メタボと言われるような人でダイエットが必要な場合には通常3回の食事に更に実際には必要ない間食を習慣として入れていると言うパターンが非常に多いと思われます。そこでこの必要の無い間食をどうすれば良いのでしょう。習慣上なかなか止めることが出来ないので、強引に止めてしまうと時間になればお腹が空いていなくても何となく口が寂しくストレスが溜まることになります。そこで何かを口に入れることを考えてみましょう。

私が実践している方法を紹介すると、野菜をスティック状に切っておいて何となく口が寂しいと言う場合にはこれをつまむようにしています。野菜でも多少のカロリーは有るかもしれませんが、これであれば一応お腹にも溜まりますし、不足しがちの食物繊維も摂れますから他のものを食べるよりもずっと良い方法ではないでしょうか。もちろんいつまでも続けると言う事では無くて徐々に量を減らしていくようにすれば、そのうちには間食と言う習慣から抜け出ることも可能だと考えています。

もう一つ実践したいのが、食事にかける時間です。良く早食いは良くないと言われているように一気に沢山食べてしまうと満腹と言う信号が脳に伝わる前に大量に食べてしまう事になりますが、ゆっくり食べていれば必要な食事量に達した時に満腹の信号が脳に伝わり、適正量の食事に抑えることが出来そうです。また食べる順番は先ず野菜を食べてからにすることで他の食物の吸収を抑えることが出来るようになり、カロリー摂取が抑えられます。

カロリーそのままで糖質だけを減らすダイエットは有効なのか

近年になってダイエットについての常識を覆す方法の噂が流れました。噂と言っても一部学者も巻き込んで議論が沸騰しているのですが、糖尿病やメタボ向けのダイエットではカロリーを減らすと言うよりも糖質を減らした方が有効なのではないかと言うものです。つまり穀類を減らしてあとは普通に食べて良いというもので、日々ダイエットに苦しんでいる人にとっては大変ありがたい説です。糖尿病などを考えた場合確かに一理ある説だと思いませんか。

そこで私も3か月ほどこのダイエットをしたことが有ります。ダイエットの内容としては、メニューは魚中心にしてはいたのですが、ご飯の量を一回にお猪口一杯程度に減らし、その分おかずの量で補っていました。一応医師にも相談したのですが、ダイエットとしてはそれでいいと言われたのでとにかく続けました。もう一つ医師のアドバイスとしては我慢できなくなったら週一ぐらいは沢山食べても良い日を作っても良いと言うものでした。

さてその結果なのですが、この3か月の間に5キロほど痩せることが出来ました。つまりダイエットとして私の場合には成果が上がったと言って良いでしょう。ただしその後気を抜いてしまい、ご飯の量を戻したところてきめんに元に戻ってしまいました。もう少し長期的に続けるべく現在思案中です。このダイエットの場合、量的にも摂取カロリー的にも、ご飯が少ないだけで、殆ど変らず食べられるところが大変助かり、長く続けるのにそれ程苦労はしないと言う感想です。

しかし私には効果が有るように見えたこの方法もつい最近になって、またまた異論が出ているようで、この方法に疑問を持った学者さんからは、やはりダイエットの基本はカロリーを減らすことだと言う反論が出ています。いろいろと議論してもらうのは良いのですが、実際にダイエットが必要な人から考えればなにか不毛な議論を延々と続けているようにしか見えません。お勧めの方法はどっちなのか、もっと現場の調査をすれば分かりそうなものなのですが、議論は収束しませんね。

ただ色々な意見があると言うのは、要するにケースバイケースと言うことも十分考えられることです。実際カロリーを取り過ぎている人も多い筈ですし、糖質が多すぎる人も沢山います。したがってこれはどっちが良いとかいうことを議論するのではなくて、基準を決めて個人の生活習慣に沿ってどっちがお勧めなのかと言うような指導をするべき問題なのでは無いでしょうか。私としては日頃からご飯を何杯も食べているような人は糖質抜きダイエットはお勧めだと思います。

ただし、ご飯ばかり食べていておかずが少ないと言うような人は、ご飯を少なくしたら、全体の量が極端に減ってしまいかねませんので、当然ですが、おかずで必要な栄養素が摂取できるようにすることがこのダイエットの前提になります。安易にじゃあご飯だけを減らせば良いと言うものでは決してありませんから、その点は十分に注意してください。また実際に行おうと言う場合には、一応私の様に医師に相談してから行なうようにすることも忘れないようにしましょう。

メタボ解消のために運動も必要!さて何を始めればよいのだろうか

ダイエットは食事制限だけの話ではないことはお分かりいただいていると思いますが、ダイエットのもう一つの大きな柱は運動です。食事制限により多すぎる摂取エネルギーを抑えることと並んで、体内での消費エネルギーを増やすことでエネルギーを余らせないようにするには運動を行うのが最も良い方法です。しかし現在メタボと言われるような人の場合には運動しているような人はまず居らず、また何をやったらよいのか分からない人も多いと思われます。

まずお勧めできる運動としては、有酸素運動なのですが、そう言われてもわからないと言う人は一定時間以上持続的に続けてエネルギーを効率的に消費する運動と言い換えておきましょう。このような運動にはどのようなものが有るでしょうか。まずジョギングが有ります。毎日朝早く起きて外を見ると走っている人を見かける事も多いと思います。また水泳も体全体を動かして理想的な運動とされています。しかしこれを聞いても実際にやってみようと思う人はあまりいないでしょう。

ジョギングや水泳はメタボ親父にとってはちょっと敷居が高いですよね。私もこの2つだったら挫折してしまうでしょう。しかしそれではメタボは解消できませんから、別の運動を考えなければなりません。ジョギングや水泳程効率良くエネルギー消費が出来なくても出来る運動はあります。もっとも敷居が低そうなのが散歩です。短時間では駄目ですが、30分程度以上の散歩はかなり良い運動になる筈です。これなら体が重すぎて歩けないと言う人以外は十分行うことが出来ます。

私の場合は毎日朝に今までよりも1時間ほど早起きする事にしました。幸い最近では年齢と共に早起きになってきていますので、特に苦しいと言うことはありませんでした。齢を取ってくるとどうも遅寝早起きになってきて困りますね。本当はもう少し早寝の方が良いのかもしれませんが、体に負担を感じなければ大丈夫でしょう。とにかく1時間ほど早起きして近所を30分ほどかけて一周してくるようになりました。効果は今からと言うことでそのうち報告させてもらいます。

早起きが苦手な人もいると思いますが、特に朝でなくて夜に散歩をしていたとしてもおかしくはありません。自分だけではなく家族を巻き込むのも良い方法です。例えばご夫婦で歩いてみるとか、お子さんに付き合わせるとか、一人では続かないものでも、家族を巻き込んでしまえば引っ込みがつかなくなって、嫌でも続けられるようになるものです。とにかく運動は続けなければ意味が無いので多少自分を追い込むことも必要なのではないでしょうか。

さて暫く散歩を続けたら別の運動にも目を向けてみてください。ある程度体が運動に馴れてきたら、本当にジョギングや水泳を始めることも視野に入れて良いでしょう。ただし体に与える影響も大きいですから、始める前には医師に相談することは忘れてはいけません。例えば水泳でなくてもプールの中を歩くだけでも、水の抵抗が有りますから散歩をするよりも大きなエネルギーを消費することが出来ますし、泳ぐよりも負担は少ないでしょう。

通勤も運動に利用できる!なるべく歩いて階段を使うのが基本です

ダイエットの為に運動をしなさいと言う人は沢山いますが、自分はサラリーマンで朝は忙しいし、夜も遅くたとえ散歩であってもそう簡単に時間を作ることが出来ないと言う人も多いでしょう。そこでサラリーマンの場合にどのように日常生活に運動を組み込んでいけば良いのか考えてみましょう。例えば営業職のような場合には日々営業で動いているのでもう十分運動になっているかもしれません。運動が必要だとするとデスクワークの人でしょう。

まずサラリーマンでは会社の近隣に家が有る人は少ないでしょうから、必ず通勤が必要になります。電車で通う人、バスで通う人、様々だと思いますが、例えば多少早目に家を出て隣の駅や停留所から電車やバスに乗るという方法が有ります。これは都市部では意外に多くの人が実践しています。ただ駅間が長い場合には利用は難しいでしょう。徒歩で30分以内程度の距離の場合には丁度良い距離ですので、明日からでも始めてみてはいかがでしょうか。

昼休みを使う方法も有ります。昼休みにちょっと遠くまでご飯を食べに行くだけでもそれなりの距離を歩くことになります。ただしそこで食べ過ぎては元も子も有りませんので注意が必要ですね。また外に出なくても大きい会社であれば社内を歩き回っても意外に運動になる事も有ります。特に階段の上下があれば大変良い運動になる事は間違いありません。同僚の方にメタボ親父がいるのであれば一緒に行なっても良いのではないでしょうか。

また職場によっては社内のスペースを利用して独特の運動を考案しているところも有ります。もしそういうものが有るのであれば、今まで参加したことが無くても積極的に参加してみてはいかがでしょうか。みんなの見る目が気になるかもしれませんが、健康のためだと言えば分かって貰えるでしょう。このようにサラリーマンだからと言って運動が出来ないと言うことはありません。運動をする方法は自分で探すものです。簡単に諦めてはいけません。

また会社のところでも触れましたが階段の上り下りは良い運動になります。これは会社だけではなくて家にいても駅でもその他日々利用しているお店などでも、安易にエレベーターやエスカレーターを利用するのではなく、できるだけ階段を利用するようにしましょう。たとえば家でも自分の部屋は一階だと言うような場合には二階の部屋と替わってもらうことも良い方法です。とにかく細かいところまで見直してなるべく体を動かすような工夫をしてみましょう。

ただし散歩にしろ、通勤中にしろ最近では熱中症になる事が良くありますから、そのあたりの備えは十分にしておいてください。以前は運動中に水分を飲むと汗が出るから呑まない方が良いと言われた時代も有りました。そういう人が現在メタボ親父になっているわけですが、これは大きな間違いです。汗がだらだら出ようが出まいが運動する場合にはきちっと水分を補給しながら行なうようにして下さい。熱中症になったら命に係わることを忘れてはいけません。

運動を続けるのは根気が必要!続けるための工夫を組み込もう

ダイエットは多くの人が始めます。だれでも一度や二度は経験があるものです。それ程始めるにあたっての敷居は低いのですが、残念ながらずっと続けるのはそう簡単ではありません。続ける事こそがダイエットの成否を決すると言っても良いのですが、特に運動などは始めるのもそう簡単ではありませんので、続けるのは大変難しいと言って良いでしょう。このためダイエットは途中で挫折してしまう人が非常に多い訳です。では続けるにはどうしたらよいのでしょうか。

何を行うにも続けることはなかなか難しいことです。そこでどういうものが続いているのか考えてみましょう。最も続けるのが容易なのは、楽しいことです。楽しいことであれば止めようなどとは思いません。したがって運動を楽しいと思う人はダイエットも続けられる可能性が高くなります。しかしメタボ親父の皆さんにはなかなか運動が楽しいと思うようにはならないでしょう。こうなってくると挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。

一つの方法は目標を持つことです。例えば一か月でxKg痩せるという目標を立てて大きなグラフを作って貼っておけば目標達成のために頑張ることが出来るかもしれません。またこの目標を家族に宣言しておけばそれがプレッシャーになって続けられるかもしれません。こうして自分を追い込んでみる事も必要なことです。ただし、こういうプレッシャーはストレスを呼びますのでストレスに弱い人にはお勧めできない方法です。自分の性格を良く考えて実施しましょう。

また運動に楽しみを感じない場合には、運動中に別の楽しみを作ることで運動を続けられる場合も有ります。たとえば散歩をするとします。散歩中に見える景色を楽しむことも良い方法です。見慣れた風景でも日々全く同じということはありません。違いを見つけることを楽しみにしてみてはいかがでしょうか。また散歩仲間と一言二言でも会話が交わせればそれもまた楽しみになります。朝であれば通学中の小学生に行ってらっしゃいと声を掛けても色々な笑顔が見られると思いますよ。

また家族に付き合ってもらうことも良いことです。曜日ごとに一緒に歩いてくれる人を決めておくだけで、いつもはあまり会話できないようなお宅でも色々と話が出来て楽しいと言うより有意義な時間を持つことが出来るかもしれません。そんな事に付き合ってくれる家族はいないというさみしいメタボ親父はペットを買うのも良い方法です。例えば犬であれば習慣になれば散歩の時間には犬の方から尻尾を振って誘ってくれて心も癒されます。

このように続ける為には様々な方法が考えられます。まずは自分が行っている運動について良く考えてどのようにすれば良いのか考えてみましょう。ちょっとした工夫で長く続けることが出来るでしょう。有る研究では習慣化するには2週間続ける必要が有ると言う結果が得られています。したがって運動をするにしてもこの2週間を乗り切れば長期に渡って続けることが出来るかもしれません。いろいろと自分なりの工夫をしてみてください。

運動は自分の体力に合わせることが重要!やり過ぎは体への負担大

過ぎたるは及ばざるが如し、という諺がありますが現実を踏まえた大変示唆に富む諺と言って良いでしょう。日常生活で営まれる事においてもすべての面で当て嵌まるのではないでしょうか。ダイエットも同じで体は痩せられたとしても体力を落としてしまって、動けなくなってしまったとしてら、それは害しか残らないと言うことになります。特に運動は各々の体力に合ったものでなければ、害ばかりが目立つ結果にならないとは限りません。

したがってダイエットのための運動と言うのは自分の体力や持病、体の状態などを考慮して組み立てなくてはなりません。このためどのような運動が良いのかは主治医によく相談したうえで考えなければならない訳です。散歩をするにしても体力的に考えて30分程度が適正なのにもかかわらず、張り切ってしまって毎日1時間ずつ歩いていたとしたら、疲労が徐々に蓄積されてしまいます。運動しすぎも大きな問題があると言うことをよく理解することが重要なのです。

少しだけではダイエットにならないと考えてしまう人も多いかもしれませんが、最初は少しだけと言ってもかなりきつい筈です。したがってもっと運動しなければ痩せられないと言う強迫観念を持っているのであれば、まずは少しづつ運動を始めてもっと運動が出来るような体力を付けるという目標を持ってはいかがでしょうか。徐々に体力をつけていくことで、そのうちに一時間の散歩も難なく行うことが出来るようになるかもしれません。

また体力をつけることは運動の量を増やせると行こうかだけではありません。筋肉量が増えますから、代謝も高くなることが期待できます。つまりそれだけでもダイエット効果があるのです。ダイエットに限らず慌てても良い事はありません。事はじっくりゆっくり確実に進めていくことが良い結果を生むのです。散歩の場合も徐々に徐々に距離を伸ばし、また坂道を組み込んでみたりして自分の体力を増やしていくようにするのが良い方法です。

また運動中や運動後も注意することが有ります。あまりに大きな疲れが残っていないか、あるいは翌日以降にまで疲れが残らないか、特にメタボ親父の年代では当日は疲れを感じなくても翌日になって筋肉痛になると言うことは良くあることです。また持病がある場合には悪化していないかとか、血圧などに変動が無いかなど細かくチェックして、いつもと違うような事に気づいたときにはとにかく主治医に相談することが必要です。小さな兆候が命取りになる可能性も有るのです。

また主治医が運動を許可しないことも有ります。例えば糖尿病の合併症などでは、動画は良くないと言うものも有りますから、そういう意味でもダイエットのために運動しようと考えているような人は予め十分の主治医に相談して禁じられたのであればそれに従うしかありません。合併症などの治療を優先して主治医の許可が出るのを待ちましょう。運動はこの先も難しいと言う事であれば、食事制限でのダイエットに絞るしかありませんね。

テレビ番組で紹介されるダイエット方法もチェックしてみよう

高齢化社会を迎えたからかどうかは定かではありませんが、世は健康ブームで病気や健康に関するテレビ番組も多数放送されています。これらを全てチェックするのは難しいですが、メタボやダイエットなどをテーマにする場合には、なるべく見るようにしています。そんなものが参考になるのかと言う人もいますが、これ等の放送では少なくとも嘘を言うようなことはまずありません。その時点での最新の研究をもとにした成果で健康を論じています。

日本は戦後軍関係の研究と言うものが禁止されていましたから、もともと最新の技術が生活に関わる場合が多く、その成果についてもテレビや雑誌で紹介される機会も良くありました。これが他の国に行くと一見軍事関係でなくても研究費が軍事関係から出ているような場合もあって、最新技術がなかなか国民に紹介されないような場合も有ります。健康に関する番組でも最新の技術が毎日の様に紹介されるのは世界から見ると珍しいのです。したがって日本人ならこの恩恵にあずかりましょう。

最近私がやっている事を紹介しますと高血圧についての最新の治療方法です。治療方法と言っても薬を飲むわけではありません。この方法は海外で高価な機器を使って行われていたもので某放送局が色々試して高価な機器の代わりに何処の家にでもあるタオルに置き換えることに成功し、それを紹介したものです。方法はタオルを丸めて手で握るだけで、時間は一日11分です。これをそろそろ2か月ほど行なっているのですが、実際に効果が絶大と言っても良い方法でした。

これはダイエットにはあまり関係ないように見えますが、食事にも微妙に関係しています。なぜなら劇的に血圧が下がってそれまで塩分がどうのこうのといろいろ料理も難しかったのに塩分を控える事による血圧への効果など吹き飛んでしまうほど大きな効果が見られたためです。もちろん塩分の取り過ぎは良くありませんが、あまりに厳しくすると料理の幅を狭めてしまうのも事実ですので味付けを少しだけ濃い目にしてダイエットメニューも美味しくさせることが出来ました。

この他にも様々な健康についての方法が日々紹介されていますが、私がなぜこのタオルの方法を行っているかと言うと短時間でしかも簡単だからです。色々と紹介されている方法が有りますがどれも1セットは短くても一日に何度か行なわなければならなかったり、場合によっては部屋のスペースの問題でなかなか実施できそうにないものまで様々です。そんな中で見つけたのがこのタオルを使った方法で、こんなに効果が有るとは正直期待していませんでした。

このような最新研究に基づいた方法は良いものも有りますが、現在は良くてもそのうちにもっと良い方法が紹介されたり、実はあまり効果が無かったと言うようなものまで色々なものが有ります。したがって利用する場合にはまずはお試しと言うことで期間を決めてやってみることを勧めます。その期間で効果が見られなければ止めればよいですし、効果がみられるようなら本格的に習慣の中に組み入れて行けば良いでしょう。もちろん運動を伴ったり、何か薬を使うようなものは主治医に相談してください。

メタボの隠れた原因はストレス!自分のストレス解消法を探そう

肥満が原因で様々な病気を引き起こすと言うことが分かってきましたがメタボもその一つです。メタボの診断に利用する肥満や高血糖・高血圧・脂質異常症は摂取エネルギーが大きすぎたり運動不足が原因で発症すると考えられていますが、もう一つ注目されている原因が有ります。それはストレスです。これまでストレスのような心的な事を病気と結び付けて考えることは少なかったのですが、実際にはストレスが病気にも大きな影響を与えていることが有ると言うことが分かってきたのです。

まず肥満を考えてみましょう。肥満は実はインスリン抵抗性の原因になっており、このインスリン抵抗性が高血糖・高血圧・脂質異常症の原因であることが分かり、実は肥満が根本的なメタボの原因になっていると言って良いでしょう。この肥満は食事内容や運動不足に左右されることは述べましたが、ストレスによっても過食になる事が有り、結局肥満を誘発する可能性もあります。したがってこういう面でもストレスはメタボの一翼を担っているのです。

またストレスは体の働きに大きな影響を与えることがあり、場合によっては高血糖・高血圧・脂質異常症の原因になる事も有ります。例えば職場に行くとストレスから高血圧になるが、家にいると全く問題が無いとか、精神的な糖尿病と言うものも良く話に聞く事です。このためメタボでこれらの病気が有る場合にはストレスによって更に症状が悪化することに繋がる可能性があります。ストレスと言うのはこのように大変厄介で様々な病気の原因になっているのです。

そこで特にメタボ親父の場合にはストレスを溜めないことが重要ということになります。会社員の場合は仕事中はストレスを感じざるを得ないかもしれませんが、その日に感じたストレスはその日に解消してしまうように出来れば溜め込むことも無くなります。そこでまずは自分がどのようなストレスを感じているのかについて良く考えてみましょう。場合によってはストレス解消の為に行っている同僚とのお付き合いが実はストレスの元だったと言うことも有るので要注意です。

次にストレスを感じると考えられるものについてそれを避けることが出来るのか、避けられない場合には、ストレスを感じないようにできないか、少なくとも感じるストレスを小さくできないかを考えて見てください。避けようがなければ次にその解消法を考えます。酒を飲むのでも良いですが、家族と話をしたり、その日に解消できない場合には休日に何か楽しいことを行なっても良いでしょう。何もしなければ徐々に蓄積されてしまいます。

重症になってくると自分では解消できないことも有ります。そうなると依存症になったり引きこもりになったりする場合もあって、メタボにも悪影響が出る可能性が十分考えられます。もしどうしてもストレスの解消が出来ていないと考えられる場合には、思い切って心療内科を受診してください。本人だけでも良いですし、家族と一緒に行って一緒に治療に参加してもらっても良いでしょう。家族の協力がストレス解消の第一歩になる可能性も有るのです。