ダイエットの為に運動をしなさいと言う人は沢山いますが、自分はサラリーマンで朝は忙しいし、夜も遅くたとえ散歩であってもそう簡単に時間を作ることが出来ないと言う人も多いでしょう。そこでサラリーマンの場合にどのように日常生活に運動を組み込んでいけば良いのか考えてみましょう。例えば営業職のような場合には日々営業で動いているのでもう十分運動になっているかもしれません。運動が必要だとするとデスクワークの人でしょう。
まずサラリーマンでは会社の近隣に家が有る人は少ないでしょうから、必ず通勤が必要になります。電車で通う人、バスで通う人、様々だと思いますが、例えば多少早目に家を出て隣の駅や停留所から電車やバスに乗るという方法が有ります。これは都市部では意外に多くの人が実践しています。ただ駅間が長い場合には利用は難しいでしょう。徒歩で30分以内程度の距離の場合には丁度良い距離ですので、明日からでも始めてみてはいかがでしょうか。
昼休みを使う方法も有ります。昼休みにちょっと遠くまでご飯を食べに行くだけでもそれなりの距離を歩くことになります。ただしそこで食べ過ぎては元も子も有りませんので注意が必要ですね。また外に出なくても大きい会社であれば社内を歩き回っても意外に運動になる事も有ります。特に階段の上下があれば大変良い運動になる事は間違いありません。同僚の方にメタボ親父がいるのであれば一緒に行なっても良いのではないでしょうか。
また職場によっては社内のスペースを利用して独特の運動を考案しているところも有ります。もしそういうものが有るのであれば、今まで参加したことが無くても積極的に参加してみてはいかがでしょうか。みんなの見る目が気になるかもしれませんが、健康のためだと言えば分かって貰えるでしょう。このようにサラリーマンだからと言って運動が出来ないと言うことはありません。運動をする方法は自分で探すものです。簡単に諦めてはいけません。
また会社のところでも触れましたが階段の上り下りは良い運動になります。これは会社だけではなくて家にいても駅でもその他日々利用しているお店などでも、安易にエレベーターやエスカレーターを利用するのではなく、できるだけ階段を利用するようにしましょう。たとえば家でも自分の部屋は一階だと言うような場合には二階の部屋と替わってもらうことも良い方法です。とにかく細かいところまで見直してなるべく体を動かすような工夫をしてみましょう。
ただし散歩にしろ、通勤中にしろ最近では熱中症になる事が良くありますから、そのあたりの備えは十分にしておいてください。以前は運動中に水分を飲むと汗が出るから呑まない方が良いと言われた時代も有りました。そういう人が現在メタボ親父になっているわけですが、これは大きな間違いです。汗がだらだら出ようが出まいが運動する場合にはきちっと水分を補給しながら行なうようにして下さい。熱中症になったら命に係わることを忘れてはいけません。