親父は食事作りも大変!家族の協力を得ることが大変重要です

ダイエットは自分との孤独な戦いと言うことになりますが、多くの人が途中で耐えきれなくなって戦いを放棄してしまう事になります。こういう場合支援してくれるような人が近くにいるとかなり心強いと言われます。しかし医者ならともかく、会社の同僚や友人たちにダイエットをするから手伝えと行っても誰が他人のダイエットの支援をしてくれるでしょうか。せいぜいお勧めのダイエットの方法を教えてくれる程度です。しかし支援してくれる人は身近にいます。

最近では結婚せず親父と言われる齢になっても家族を持たない人もいますから一概に支援してもらえるとは言いませんが、多くのメタボ親父は家族を持っていると思われます。家族も人のダイエットを手伝わされてはいい迷惑かもしれませんが、そこはそれ、一家の親父ですからメタボで倒れたら困るだろと言う強迫を行ってでも、強引に引き込むことが出来ます。こうして支援の手を確保したら、自分がダイエットを途中で挫けてしまわない様に役割分担を行いましょう。

まずはダイエットで最も大切な食事作りです。これはメタボ親父にはなかなか準備できそうにありません。ですから奥さんに頼ることになります。奥さんもダイエット食ばかり作る訳ではなく他の家族には別途作る必要があるのでかなり大変です。そこで自分も手伝う姿勢は必要です。また娘さんがいるのであればメタボ親父の分は娘さんに作ってもらうことも考えてみましょう。そうすれば奥さんの仕事も減って比較的楽に用意できると思います。

運動については毎日散歩をするとして、家族にも一緒に歩いて貰えば途中で話も出来て自分だけで歩くと言うよりも比較的負担には小さく感じて長続きするのではないでしょうか。担当は奥さんは忙しいでしょうからお子さん或はお孫さんの出番です。一緒に住んでいないのであれば、ペットを飼っても良いでしょう。一人で歩くよりもずっと楽しみながら歩けるはずです。お子さんやお孫さん、あるいはペットでも習慣さえつけてしまえば親父の方が動きたくなくても強引に連れ出してくれるでしょう。

更に少し齢の行ったメタボ親父の場合には、お子さんやお孫さんはすでに管理能力も出来てきているかもしれません。そういう場合には親父のメタボ管理を任せてしまうのも一つの手です。もちろん病気を治すのは本人ですから主体的に行わなければならないのは言うまでも有りませんが、毎日の体重や血圧の管理、健康診断のデータ管理は任せてしまうのです。勿論お子さんやお孫さんの言うことは聞かなければなりません。自分でなかなか管理が出来ない人にはお勧めの管理方法です。

情報の共有も重要です。他人に自分の体に関するデータを管理してもらうのは大きな問題が有りますが、家族は違います。なにしろ親父ですから調子が悪くては困るのです。全ての情報を共有したとしても悪用されることはありませんから、ダイエットの経過や健康診断の結果などは家族で共有できるようにしましょう。必要があれば病院に一緒に行って家族が主治医にいろいろと聞いてくることも必要なことです。このようにして家族の協力体制を作りましょう。