運動は自分の体力に合わせることが重要!やり過ぎは体への負担大

過ぎたるは及ばざるが如し、という諺がありますが現実を踏まえた大変示唆に富む諺と言って良いでしょう。日常生活で営まれる事においてもすべての面で当て嵌まるのではないでしょうか。ダイエットも同じで体は痩せられたとしても体力を落としてしまって、動けなくなってしまったとしてら、それは害しか残らないと言うことになります。特に運動は各々の体力に合ったものでなければ、害ばかりが目立つ結果にならないとは限りません。

したがってダイエットのための運動と言うのは自分の体力や持病、体の状態などを考慮して組み立てなくてはなりません。このためどのような運動が良いのかは主治医によく相談したうえで考えなければならない訳です。散歩をするにしても体力的に考えて30分程度が適正なのにもかかわらず、張り切ってしまって毎日1時間ずつ歩いていたとしたら、疲労が徐々に蓄積されてしまいます。運動しすぎも大きな問題があると言うことをよく理解することが重要なのです。

少しだけではダイエットにならないと考えてしまう人も多いかもしれませんが、最初は少しだけと言ってもかなりきつい筈です。したがってもっと運動しなければ痩せられないと言う強迫観念を持っているのであれば、まずは少しづつ運動を始めてもっと運動が出来るような体力を付けるという目標を持ってはいかがでしょうか。徐々に体力をつけていくことで、そのうちに一時間の散歩も難なく行うことが出来るようになるかもしれません。

また体力をつけることは運動の量を増やせると行こうかだけではありません。筋肉量が増えますから、代謝も高くなることが期待できます。つまりそれだけでもダイエット効果があるのです。ダイエットに限らず慌てても良い事はありません。事はじっくりゆっくり確実に進めていくことが良い結果を生むのです。散歩の場合も徐々に徐々に距離を伸ばし、また坂道を組み込んでみたりして自分の体力を増やしていくようにするのが良い方法です。

また運動中や運動後も注意することが有ります。あまりに大きな疲れが残っていないか、あるいは翌日以降にまで疲れが残らないか、特にメタボ親父の年代では当日は疲れを感じなくても翌日になって筋肉痛になると言うことは良くあることです。また持病がある場合には悪化していないかとか、血圧などに変動が無いかなど細かくチェックして、いつもと違うような事に気づいたときにはとにかく主治医に相談することが必要です。小さな兆候が命取りになる可能性も有るのです。

また主治医が運動を許可しないことも有ります。例えば糖尿病の合併症などでは、動画は良くないと言うものも有りますから、そういう意味でもダイエットのために運動しようと考えているような人は予め十分の主治医に相談して禁じられたのであればそれに従うしかありません。合併症などの治療を優先して主治医の許可が出るのを待ちましょう。運動はこの先も難しいと言う事であれば、食事制限でのダイエットに絞るしかありませんね。